国道437号
ホーム国道定点撮影
◆概要
●国道437号 起点:愛媛県松山市 終点:山口県岩国市
●定点撮影ポイント:柳井市大原、由宇町(現・岩国市)貞清、由宇町(現・岩国市)笠塚、周東町(現・岩国市)祖生
●撮影日:1997年5月2日、2004年5月7日
◆写真紹介
[1] 柳井市大原付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
国道437号は愛媛県松山市〜山口県玖珂町間の国道であるが、山口県大畠町を境に、東側は屋代島の島内道路(屋代島と松山市の間は海上区間)、西側は大畠町と山陽道玖珂インターの連絡道路、という具合に性格を異にしている。現在でこそ、ほぼ全線で改良済みの437号であるが、この国道を初めて走った1997年当時は、西側の大畠町〜玖珂町間については未改良区間が多く、とても連絡道路と呼べる代物ではなかった。
この写真の撮影場所は、大畠町の国道188号交点から玖珂町方面へ10km弱走った柳井市大原付近。左の写真は1997年当時の国道437号であるが、その後バイパスが完成し、現在は右の写真のように県道149号(柳井由宇線)に降格している。
 
[2] 由宇町貞清付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
左の写真は、[1]の地点から国道437号を玖珂町方面に2kmほど進んだ地点で撮影したもの。当時の437号のルートは、左側奥(大畠町方面)からやってきて右側奥(玖珂町方面)へ進むという見事な鋭角ターンだったが、この交差点の手前に案内標識は一切なく、初めての人間が国道437号のルートを忠実にたどるのは極めて困難であった。このことからも、当時の437号が大畠町〜山陽道間の連絡道路として機能していなかったことが十分に伺える。
右の写真は2004年撮影のものだが、[1]と同様、国道437号は県道149号に降格し、鋭角ターンは県道に引き継がれている。
 
[3] 由宇町貞清付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
[2]と同地点で後ろに引いて撮影した写真。1.5車線の優先道路から1車線道へ鋭角ターンする様子が分かる。ちなみに、1997年当時は、大畠町方面から走ってきて、やはりこの交差点をそのまま素通りし、数百m進んで国道ルートをはずれたことに気付いている。
 
[4] 由宇町貞清付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
鋭角ターン直後の1車線道の様子。1997年当時、国道標識が立てられていたが、大畠町方面から走ってきても振り返らない限り、この標識が目に入ることはなかった。
 
[5] 由宇町笠塚付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
[4]からさらに数km進んだ由宇町笠塚付近での撮影。1997年当時の1.5車線道が大々的に改築され2車線道に生まれ変わっている。2004年撮影の右の写真に、1997年当時にはなかった水田が写っているのが興味深い。
 
[6] 周東町祖生付近
[1997/05/02撮影] (写真拡大 [2004/05/07撮影] (写真拡大
左の写真は1997年当時建設中だった祖生トンネルを撮影したもの。現在はトンネルが開通し、1997年当時の国道は旧道化した。

ホーム国道定点撮影