国道260号
ホーム国道定点撮影
◆概要
●国道260号 起点:三重県志摩市 終点:三重県紀北町
●定点撮影ポイント:南島町(現・南伊勢町)棚橋竈、紀勢町(現・大紀町)高岡
●撮影日:1998年11月1日、2002年12月29日
◆写真紹介
[1] 南島町棚橋竈付近
[1998/11/01撮影] (写真拡大 [2002/12/29撮影] (写真拡大
従来、南島町から紀勢町にかけての錦峠越えは狭路が続く峠道で、国道260号随一の難所であったが、2002年8月に紀勢南島トンネルを含むバイパスが開通したことにより、道路状況は大幅に改善した。左の写真は、1998年当時建設中だったバイパスの南島町側の分岐点を撮影したもので、左方向が建設中のバイパス、右方向が錦峠に向かう峠道(当時の現道)である。国道をまたぐ鉄製のゲートが目に付くが、その昔、峠越えをする車に向けた標語でも書かれていたのであろうか。右の写真はバイパス開通後撮影したものであるが、ゲートは撤去されている。
(注)2002年8月に開通したバイパスのうち南島町側の一部は、紀勢南島トンネルへの取付道路で暫定開通させたものです。この写真に写っているバイパスは取付道路に当たります。
 
[2] 南島町棚橋竈付近
[1998/11/01撮影] (写真拡大 [2002/12/29撮影] (写真拡大
左の写真は、1998年当時に、[1]の地点から少し進んでゲート付近で峠に向かう国道を撮影したもの。バイパス開通後の右の写真では、国道標識が撤去されているが、実は撮影地点の20〜30m前方には反対側を向いた国道標識が新たに立てられており、従来の峠道は国道として存続しているようだ。また、右の写真の右下には、鉄製ゲートのなごりが見える。
 
[3] 紀勢町高岡付近
[1998/11/01撮影] (写真拡大 [2002/12/29撮影] (写真拡大
左の写真は、1998年当時建設中だった紀勢南島トンネルを含むバイパスの紀勢町側の分岐点を撮影したもので、右手奥がバイパス建設現場である。実は、バイパス分岐点を境に、左手奥方向が三重県道68号、手前方向が国道260号(紀伊長島方面)となっていたのだが、当時の道路は一本道ながらバイパス分岐点で不自然な曲がり方をしており、国道260号であるバイパス開通の暁に、バイパス〜紀伊長島方面の国道260号が優先道路となるように設計されているのは明らかであった。ところが、バイパス開通後現地を訪れてみると、非常に不可解なことに、右の写真のように、優先道路は県道68号〜国道260号紀伊長島方面のままで、バイパス側が一時停止となっていた。

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