北海道道491号
ホーム停車場のない停車場線
◆概要
●路線名:芭露停車場線
●所在地:北海道湧別町
●旧鉄道路線名・旧駅名:国鉄湧網線 芭露駅
●鉄道廃止日:1987年3月20日
●撮影日:2003年9月4日
◆写真紹介
[1]
国道238号から道道491号を眺める。2車線の整備された道路だが、道道標識は立っていない。正面には既に駅舎らしき建物が見えている。
 
[2]
国道から約100mで旧芭露駅と対面。廃止後15年以上経つというのに駅舎の保存状態は非常に良く、まるで現役かと見紛うほど。駅舎には「無料宿泊所」の看板が掲げてあり、ライダーやチャリダーの宿泊所として活用されているようだ。
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[3]
駅構内のホームや線路も健在。運良く保存される場合でも、公園整備など手が加えられる駅跡が多い中、芭露駅の場合、まるで廃止直後から時間が止まったままかのようだ。
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[4]
ホーム上にはしっかり駅名標も。
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◆付記
[5]
ありし日の湧網線の情景。芭露駅の1駅隣の計呂地駅にて。澄み渡った秋空のもと、列車交換待ちのため小休止するディーゼルカー。
[1986/09/24撮影]
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なお、本編で紹介した旧芭露駅の駅舎ですが、2006年夏、残念ながら解体されてしまったようです。駅跡全体として現役時代の雰囲気を色濃く残していただけに大変惜しまれます。
 

ホーム停車場のない停車場線