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◆概要 |
●路線名:豊岡泊線 | |
●島名:地島(じのしま) | |
●所在地:福岡県宗像市 | |
●撮影日:2005年5月5日 |
◆写真紹介 |
[1] 地島は福岡県宗像市鐘崎の沖合約2kmに浮かぶ周囲約9.3km、人口約230人の島である。 地島への足は、鐘崎港から出港する宗像市営地島渡船の「ニューじのしま」。鐘崎港12:30出港の第3便に乗船する。祝日ということもあり、乗船客は多い。 |
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[2] 「ニューじのしま」は鐘崎港から約10分で地島の泊港に到着。下船する。 地島には、島の南側に泊、北側に豊岡という2つの集落があり、その集落同士を結んでいるのが県道608号(豊岡泊線)である。渡船も両集落に寄港するため、今日はまず県道を泊から豊岡まで歩き、帰りは豊岡集落の白浜港から渡船に乗船という行程である。 |
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[3] 泊港から泊集落を眺める。正面に見える山が地島で最も高い遠見山で、標高は187mである。 |
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[4] 泊集落の中心部で、豊岡集落へと向かう県道608号を発見。県道を示すものはないが、その代わり写真左側に写っているような行先案内板が立っている。 |
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[5] 県道を少し歩くと、「つばきロード入口」という案内板とともに細道が分かれていた。実は地島はやぶ椿が観光資源の1つとなっており、先ほど泊港から見えた遠見山へ通じる遊歩道などが「つばきロード」として整備されている。 |
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[6] さらに県道を少し歩くと、早くも「福岡県」と記された標柱が出現した。初の県道を示す物証である。 |
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[7] 続いて県道脇に現れたのが公衆便所。離島では、公衆便所があるとしても港付近であり、こういう県道脇の便所は、県道歩きをする者にとっては非常に心強い。 |
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[8] 泊集落から歩くこと約10分、地島小学校が見えてきた。鉄筋コンクリート造のしっかりとした校舎である。 |
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[9] 小学校を過ぎると人気は全くなくなり、県道は山道の様相を呈する。県道を走る車の姿もほとんど見られない。 |
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[10] 県道沿いで見つけたやぶ椿の花。見頃は1〜3月のはずだが、今年は花の時期が遅かったのだろうか。 |
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[11] なおも山の中腹をたどる道が続く。進行左手には時折、玄界灘が見えるものの、木々が生い茂っているため、総じて眺めはよくない。 |
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[12] 泊集落から約40分、遂に、眼下に豊岡集落が見えてきた。 |
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[13] 豊岡集落へ向けた下りでは、県道の両側がやぶ椿で埋め尽くされていた。花の見頃の時期は見ごたえがありそうである。 |
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[14] やぶ椿のほかにも、可憐な花が県道に彩りを添えていた。県道歩きの中で、心が安らぐ一瞬である。 |
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[15] 泊集落から歩くこと1時間弱で豊岡集落へ。 |
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[16] 県道は集落の海沿いを通り抜け、起点と思われる場所へ。写真は歩いてきた方向を振り返って撮影。 |
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[17] 渡船の出港までにはまだ時間があるので、豊岡集落内を散策。ここも、他の漁村の例に漏れず、狭い路地が集落内を縦横無尽に走っていた。 |
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[18] 豊岡集落の白浜港で出港を待つ「ニューじのしま」。写真上方、山肌が削られている部分が歩いてきた県道608号である。 豊岡集落でのんびりとした時間を過ごした後、14:40、「ニューじのしま」で地島を後にした。 (写真拡大) |
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